泌尿器には男性の生殖器のように、男性にしかない臓器も含むのですが、男女の区別なく持っている臓器もあります。
たとえば腎臓や膀胱、尿道は男女の区別なく持っているものです。
これらも泌尿器ですから、女性も泌尿器の異常で泌尿器科を受診することもあります。
たとえばよくあるのは膀胱炎です。
こちらは膀胱で炎症を起こしている症状となり、もしこれになるとトイレが近くなったり、排尿しているときに痛みを感じたりします。
これなど女性の泌尿器の異常となりますね。
この膀胱炎は女性がなりやすい症状として知られています。
体の構造上、雑菌が膀胱に入りやすいため、これになる女性は少なくありません。
もしこのような泌尿器の異常を感じたら、泌尿器科へ行ってみるといいでしょう。
そちらで診察をした上で、膀胱炎と診断されることもあります。
このように女性でも泌尿器に異常が起こることがあり、そのときは泌尿器科を受診するといいのですが、これら異常が起きたとき、それが性病なのか気になる方もおられますよね。
性病になった場合、陰部周りに異常を感じることも多くなります。
たとえばおりものが増える、特徴的なおりものが出る、悪臭の強いおりものが出るといった異常が現れた場合、性病の可能性があります。
このほかの症状としては、性器周辺にかゆみや痛みが出る、イボができるといった症状もありますね。
このような異常が出ている場合、性病の可能性があります。
このときは早めに病院に行き診察を受けることが大事ですね。
そのために受診する病院ですが、泌尿器科でもOKです。
その病院が女性の症状や性病を診ていることは確認するといいですが、問題なければ女性の泌尿器に起きた異常や性病などの診察をしてもらえます。
男女の区別なくこれら診察を行っている泌尿器科は多いですから、受診先を探すのはそれほど難しくありません。
ただ、病院の方針で女性の性病などは対応していないという病院もありますから、来院前にHPなど確認するといいでしょう。
そちらが女性の泌尿器や性病の診察を行っているなら、そちらで今気になっている症状について相談できます。
それら内容に応じて医師の方で判断し、必要があれば性病の検査なども行ってもらえます。
このように泌尿器科では女性の泌尿器や性病の診察も行っていますから、先にご紹介したような何らかの異常や症状を感じているときは利用してみるといいです。
なお、いい病院が見つからなかったり、泌尿器科に行きづらいと思ったりしたときは、婦人科でも相談できる場合も多いですから、こちらも覚えておくといいでしょう。