尿道の痛み

尿道が痛いのは性病?

男性の方など尿道に痛みが出る場合もあります。
普段はあまり痛みなど感じる部位ではありませんから、これは性病なのではと心配になる方もおられるでしょう。
その症状は実際性病なのかというと、その可能性はあります。
尿道に痛みが出る性病というと、たとえばクラミジアや淋病があります。
どちらも感染者の多い典型的な性病となるため、感染する機会も比較的多い病気です。

男性の性器がこれに感染すると尿道炎を起こし、排尿時に痛みが出る場合があるのです。
このほかの症状として、尿道のかゆみや不快感などが生じることもあり、男性にとっては不快な症状となるでしょう。
このような病気が性病にはあるため、今尿道に痛みがあるという症状は性病の可能性があります。
また、仮に性病でなかったとしても、尿道に痛みがあるという症状は通常はないことです。
痛みが続いているなら尿道に何らかの異常が起きている可能性があるため、やはり病院を受診するのがおすすめです。

受診先はどこ?

性病にもその他の尿道の異常にも対応できる病院となるのが泌尿器科です。
泌尿器とは尿に関係する臓器のことで、尿道は泌尿器に含まれます。
そして性病に感染すると泌尿器に異常が起こることも多いため、泌尿器科では性病も診ていることが多いです。
そのような病院を選ぶと、性病でもその他の異常でも対応できますよ。

泌尿器科を利用したことがない方も多いでしょうが、病院の利用方法は内科や耳鼻科などと大きくは違いません。
予約なしで診察している病院も多いですから、診察時間内に来院の上、診察を受けてください。
なお、性病の可能性がある場合は検査が行われることも多いです。
その関係で時間には余裕をもって来院してください。
診察が終わる時間の1時間前までには来院し、受付しておくといいです。

性病の検査とは

泌尿器科などで受けられる検査とはどんなものかご紹介しておきましょう。
尿道に痛みが出るなどといった性病の場合、尿検査が行われることが多いです。
たとえば先にご紹介したクラミジアや淋病を男性の患者が調べたい場合、尿検査となります。
病院で尿を取って提出するだけですから、特別な心の準備などは必要ありません。
痛みも特にありませんから気軽に利用してください。

なお、結果が出るのは数日後となり、その日のうちに結果はわかりません。
早く結果を知りたい方は早めに病院を受診するのがおすすめです。
やはり性病に感染していることが判明したら治療開始となります。
クラミジアや淋病などは抗生物質で治療できますから、治療も比較的簡単です。