クラミジアってよく聞くけどどんな病気?
性病の代表的なものの1つがクラミジアなのですが、どんな病気なのかわからない人も多く、その実態はまだまだ知られていない性病となっています。
これは正式には性器クラミジア感染症と呼ばれるもので、主に性器に感染します。
病原体となるのはクラミジアトラコマティスというもので、一度感染すると潜伏期間を経てから症状が出てくるなかなか厄介な性病の1つです。
感染は性的な粘膜接触となっており、性行為などによって感染することが多いです。
男性でも女性でも感染することが多いため、性行為をよくする人は注意が必要となります。
感染経路の多くは性器同士の接触によるものなので、コンドームなどの避妊具によって防ぐことができますが、それでも100%安全とは言えないところは注意しましょう。
クラミジアに感染するとどうなっちゃうの?
クラミジアは男性でも女性でも感染するリスクがあり、症状も出てしまいます。
男性だと排尿の際に痛みやかゆみを感じることが多く、最初は小さな違和感もあります。
女性は症状がほとんど軽いものばかりで、症状が出ないという人もいるのが特徴です。
ただ、どちらも性器にちょっとした違和感を抱くこともあるため、症状を感じたら早急に最寄りの泌尿器科に相談することをおすすめします。
放置してしまうと大変なことになるため、できれば早めに治療しましょう。
具体的に放置するとどうなるのかというと、不妊や流産や死産の危険性が高くなります。
これから子供を作る予定という人は、後悔することもあるかもしれません。
一度失った命の大きさを感じるとトラウマになる人もいるし、不妊が長引けば心を病んでしまうということもあるなど、クラミジアは甘く見ない方が良いです。
クラミジアの検査はどうやるの?
泌尿器科を受診したことがない人は、そもそも診察がどうなのかもわかりませんよね。
そのため、まずはクラミジアのことを知り尽くした専門医に相談しましょう。
検査は主に性器や尿道をチェックしてみて、PCRなどを用いて調べます。
専門用語だとわからないと思うので簡単に説明しますが、要はクラミジアの原因となっている感染症を引き起こしていないか確認するための診察となります。
恥ずかしさが勝るかもしれませんが、相手は医師なのでそこは問題ありません。
近年は男性医師も女性医師も充実しているので、性別ごとに選ぶことも可能です。
ぜひ、迷わずにまずは泌尿器科に相談してください。