この症状は性病?

気になる症状について

性病について、すでに気になる症状が出ている方もおられるでしょう。
その症状がもしかしたら性病なのではと思っていても、なかなか病院の受診に踏み切れない方もおられますよね。
そこでいくつか症状をご紹介します。
これらに該当する方は泌尿器科など受診するといいでしょう。

排尿時に痛みがある

男性の性器が性病に感染したときに起こる典型的な症状です。
トイレで用を足したとき、これまでは痛みなどなかった方が、あるときから痛みを感じるようになったら、それは性病の可能性があります。
クラミジアや淋病など、代表的な性病が男性の性器に入ったとき、このような症状が起こります。

尿道から膿が出てくる

尿道から膿のようなものが出てきた方もおられるかもしれません。
これもまた男性の性器で起こる性病の症状の一つです。
膿の量は病気や症状の程度によりますが、それによっては大量の膿が出てきて驚くこともあるでしょう。
クラミジアや淋病といった性病によって起こる症状となります。

性器のイボ

性器にイボができるという性病もあります。
コンジローマという性病になり、これになると性器にイボができますが、かゆみや痛みといった症状はほとんどありません。
そのようなイボができはじめたらそれも性病の可能性があります。

性器の水ぶくれ

イボではなく水ぶくれができるという病気もあります。
性器ヘルペスといいます。
コンジローマとの違いはできるのが水ぶくれになること、そしてこれは強い痛みやかゆみ、発熱などをともなうことも多いです。
比較的強い症状となる場合もありますが、これも性病の可能性がありますから、気づいたら早めに病院を受診してください。

風邪の諸症状

風邪の諸症状が出たら風邪と思うのが普通かもしれませんが、実はそれが性病の症状というケースもあります。
クラミジアや淋病が、オーラルセックスなどが原因で喉に感染するというケースも最近増えています。
そのときに出る症状は喉の痛み、不快感、違和感、微熱など、風邪の症状となるのです。
また、HIVなど完治が難しい性病になったときも、初期に風邪の症状が出ることがあります。
性病特有の症状ではないため判断が難しいかもしれませんが、風邪薬などで治らない風邪の症状が続いている場合、性病の可能性も考えてみるといいでしょう。

気になる症状があるときは

ご紹介したもののほかにも性病の症状はいくつもあります。
気になる症状が出ているときは気軽に泌尿器科などを受診してみてください。
性病によっては検査を受けられ、性病かどうかをきちんと調べられます。